浜須賀小学校(松永忠弘校長)6年2組の丸島鈴(りん)さん、小堀海音(かのん)さん、染屋来彩音(らあね)さん、古谷結波(ゆいな)さんの4人が、卒業式を2日後に控えた3月17日、「プラスチックを減らし、海を守ろう大作戦」と題し、学校給食の牛乳を扱う近藤乳業株式会社(藤沢市)にプラスチックストローを使わない牛乳パックへの変更などを提案した。
SDGsに関する総合的な学習の一環で、当日はオンライン会議ツールZoomを利用してプレゼンを行った。
クラスではこれまで、児童一人一人がSDGsの目標の中から興味を持ったテーマを調べ、資料を作成し、発表をしてきた。「自分たちができる」を話し合った結果、「身近な海をきれいにする」「牛乳のストローを減らす」ことに焦点を当て、活動してきた。
情報収集も自分たちで
プレゼンを行うことになった4人は、浜須賀小で年間約16万本のストローを消費していることや、ストローを使わずに飲める牛乳パックを扱う日本製紙に電話等で取材する等、資料作成の情報収集も自ら行った。そして本番へ。4人は緊張しながらもしっかりと自分たちの言葉で伝えた。
資料として後輩へ
発表を終えた4人は、「学校全体の意識改革につながればうれしい」と話し、資料は後輩たちへ引き継ぐという。
近藤乳業は、「プラスチック削減はもっとも重要な課題の一つ。学校給食部会で検討、協議したい」と話した。
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