湘南幼児学園
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新型コロナの影響で「4大祭り」など市内の祭りが中止となる中、茅ヶ崎市立図書館とまちづくりスポット茅ヶ崎の「本がだいすきプロジェクト」が、祭りをテーマとした各種イベントを6月から7月にかけて実施する。第1弾としてきょう6月18日(金)から7月22日(木)まで図書館2階で、書庫に保管される「蔵出し資料」を展示する。入場無料。
茅ヶ崎市は、大岡越前祭、湘南祭、浜降祭、サザンビーチちがさき花火大会を「4大祭り」と呼び、例年実施してきた。しかし昨年、今年と、新型コロナの影響ですべて中止となった。
地域の祭りの多くも中止となっている中、「本がだいすきプロジェクト」は「せめて展示で祭りを感じてもらおう」とイベントを企画した。
第1弾は、図書館2階で開催。4大祭りの中でも歴史の長い浜降祭と大岡越前祭を中心に、関連資料を展示する。「あまり外に出ることのない資料なので、ぜひこの機会にご覧ください」と図書館担当者は話す。
テレカや記念はがきも
浜降祭の関連としては、週刊新潮の表紙になった経緯がある版画(田中正秋氏作)をはじめ、茅ヶ崎市商店会連合会が企画した大売り出しのポスター(1990年)、JR茅ケ崎駅の記念入場券(1983年)、さらにたばこのパッケージやテレホンカード、オレンジカード、ジグソーパズルなどを展示する。
また大岡越前祭に関連して、実行委員会が発行した記念はがき(1971年)をはじめ、茅ヶ崎郵便局による切手付き記念はがきなどを展示。そのほかサザンビーチ花火大会に関連した「豆半纏」も披露する。さらに祭りに関する、市制作の過去の広報番組の上映も予定している。
これらの資料は図書館への寄贈や購入などによって長年かけて集めてきた。担当者は「図書館は本の貸出だけでなく、地域の発行物などの保存も大切な仕事。過去の資料に触れることで新たな発見もあると思います」と話している。
今後もさまざまな企画
「本がだいすきプロジェクト」による祭り企画はこのほか、ハマミーナ図書館での本の貸出、まちづくりスポット茅ヶ崎での工作、絵本の読み聞かせ、南湖公民館での写真展示、市内神社を巡るマップ配布などが行われる予定。決定次第、まちづくりスポットのHPなどで発信される。
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