茅ヶ崎市立第一中学校の吹奏楽部(渡瀨崇行顧問・部員51人)が、8月9日、10日によこすか芸術劇場で行われた「第70回県吹奏楽コンクール」の中学A部門(50人以上編成)で金賞を受賞し、9月5日(日)に同劇場で開かれる東関東への出場を決めた。創部以来初の快挙に、生徒たちは喜びを噛み締めている。
無観客のなか44校が参加した同コンクール。第一中は課題曲「吹奏楽のためのエール・マーチ」と自由曲「森の贈り物」の計2曲を披露した。「2曲とも難曲だった」と顧問の渡瀨教諭は振り返る。
2年生中心の同部では、技術が追い付かない生徒や楽譜が読めない1年生もいたため、渡瀨教諭は「レベルの底上げに注力した」と言う。平日は個人やパート練習でアドバイスを送り合い、週末は全体練習を行う。各楽器ごとに専門の講師を招き、技術力の向上にも力をいれてきた。
5月から本格的に練習を開始し、直前まで響きの調整を繰り返した。そして当日、「いつも通りの演奏」を心がけ、ステージに立った。
結果は、翌日公式ホームページで発表された。そこには「金賞」とともに東関東出場を意味する「代表」の文字が。「信じられなくて、何度も確認した」と部長の角田優羽さん(3年)。「うれしかった。自分たちの演奏に満足できるよう練習を重ね、大会に臨みたい」と意気込んだ。
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