戻る

茅ヶ崎・寒川 トップニュース教育

公開日:2021.08.27

第一中吹奏楽部が東関東へ
難曲挑み創部初の快挙

  • 東関東へ向けて練習に力を入れる第一中学の吹奏楽部員

 茅ヶ崎市立第一中学校の吹奏楽部(渡瀨崇行顧問・部員51人)が、8月9日、10日によこすか芸術劇場で行われた「第70回県吹奏楽コンクール」の中学A部門(50人以上編成)で金賞を受賞し、9月5日(日)に同劇場で開かれる東関東への出場を決めた。創部以来初の快挙に、生徒たちは喜びを噛み締めている。



 無観客のなか44校が参加した同コンクール。第一中は課題曲「吹奏楽のためのエール・マーチ」と自由曲「森の贈り物」の計2曲を披露した。「2曲とも難曲だった」と顧問の渡瀨教諭は振り返る。



 2年生中心の同部では、技術が追い付かない生徒や楽譜が読めない1年生もいたため、渡瀨教諭は「レベルの底上げに注力した」と言う。平日は個人やパート練習でアドバイスを送り合い、週末は全体練習を行う。各楽器ごとに専門の講師を招き、技術力の向上にも力をいれてきた。



 5月から本格的に練習を開始し、直前まで響きの調整を繰り返した。そして当日、「いつも通りの演奏」を心がけ、ステージに立った。



 結果は、翌日公式ホームページで発表された。そこには「金賞」とともに東関東出場を意味する「代表」の文字が。「信じられなくて、何度も確認した」と部長の角田優羽さん(3年)。「うれしかった。自分たちの演奏に満足できるよう練習を重ね、大会に臨みたい」と意気込んだ。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

茅ヶ崎・寒川 トップニュースの新着記事

茅ヶ崎・寒川 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS