茅ヶ崎のサーファーらによる団体「surfarmer」が市内芹沢の田んぼで育てている古代米「神丹穂」が、間もなく収穫の時期を迎える。
神丹穂は通常の稲よりも背丈が高く、穂が赤くなる品種。炊くとピンク色になり、もち米のため粘着力が高いのが特徴という。
同団体では、10年以上前から市内の田んぼで米作りを続けてきた。特に無農薬栽培にこだわっており、神丹穂は京都府の元伊勢籠神社から譲り受けたものという。
今年は6月に田植えを行った。途中天候が安定しない時期もあったが「例年より順調に育った」と代表の伏見康博さん。およそ40〜60kgが収穫される見込み。食べる直前に精米することで酸化を防ぎ、美味しく食べられるという。また、正月に餅にする予定だ。
伏見さんは「米を作るのはワクワクする。日本人のDNAかな。これからも日本古来の米を受け継いでいきたい」と笑みを浮かべる。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|