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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2021.10.08

古代米が収穫間近
サーファーらが芹沢で

  • 古代米の神丹穂(手前)と代表の伏見さん

 茅ヶ崎のサーファーらによる団体「surfarmer」が市内芹沢の田んぼで育てている古代米「神丹穂」が、間もなく収穫の時期を迎える。



 神丹穂は通常の稲よりも背丈が高く、穂が赤くなる品種。炊くとピンク色になり、もち米のため粘着力が高いのが特徴という。



 同団体では、10年以上前から市内の田んぼで米作りを続けてきた。特に無農薬栽培にこだわっており、神丹穂は京都府の元伊勢籠神社から譲り受けたものという。



 今年は6月に田植えを行った。途中天候が安定しない時期もあったが「例年より順調に育った」と代表の伏見康博さん。およそ40〜60kgが収穫される見込み。食べる直前に精米することで酸化を防ぎ、美味しく食べられるという。また、正月に餅にする予定だ。



 伏見さんは「米を作るのはワクワクする。日本人のDNAかな。これからも日本古来の米を受け継いでいきたい」と笑みを浮かべる。

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