浜須賀保育園の年長園児約30人が10月18日、環境保護活動をしているNPO法人ゆいの荒井三七雄理事長と小笹英夫さんから教わりながら、汐見台周辺の砂浜で茅ヶ崎市レッドリスト2017で絶滅危惧種に分類されている海浜植物のビロードテンツキを植栽した。
はじめに園児の前で荒井理事長が見本を見せた後、園児がそれぞれ穴を掘り、苗が入った牛乳パックから取り出して植栽した。
このビロードテンツキは芽が出た苗を同法人が今年5月、園に寄贈。園児らは約5カ月間、水やりをして植栽できる大きさまで育ててきた。
園児からは「穴が深すぎるかな」と質問があがったり「楽しいね」という声が聞こえたりした。植栽の後は「海に親しんでほしい」と砂浜の波打ち際付近に巣穴を作って生息するスナガニの取り方を教授した。
森小百合園長は「環境について学ぶいい機会になった」と話す。荒井理事長は「海岸は自然と触れ合える宝の山。楽しんで学び、将来も見に来てほしい」と話した。
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