戻る

茅ヶ崎・寒川 人物風土記

公開日:2022.02.04

2021鈴鹿サンデーロードレース・インターST1000クラスシリーズチャンピオン
岡田 秀之さん
柳島在住 24歳

努力のライダー、全日本へ

 ○…国内最高峰の全日本ロードレース選手権や世界を目指すライダーの登竜門と言われる「鈴鹿サンデーロードレース」のインターST1000クラスで、2021年シリーズチャンピオンに輝いた。「うれしかった」と喜びを頬に浮かべるが、「これは通過点。さらに上を目指していきたい」と瞳に力を込める。

 ○…ロードレース世界選手権最高峰クラス(GP500)日本人最多勝利記録保持者を父に持ち、幼い頃からレースの世界は身近にあった。小学校低学年の時にポケバイに乗り初めてサーキットを走ったが、特に興味を持つ事はなかった。16歳で二輪の免許を取得したのは「趣味として乗るため」。この頃はライダーを目指すなんて、まったく考えていなかった。しかし、現役を引退し、「イデミツ・ホンダ・チーム・アジア」の監督を務めていた父とともに世界中のサーキットを回るうちに「どんどん刺激された」と言い、現役ライダーたちとともにスペインでトレーニングを開始した。レースの世界では、遅すぎるチャレンジ。巻き返すように努力を重ね、17年にスペインのフラット・トラック選手権に参戦。デビュー戦で初優勝を飾った。

 ○…藤沢生まれ、茅ヶ崎育ち。普段は、市内の工務店に勤務する。代表をはじめ皆が応援してくれているといい、「今回、良い報告ができて良かった」とほほ笑む。忙しい日々を送るが、休日には趣味のサーフィンを楽しみ、充実した時間を過ごしている。

 ○…22シーズンは、「Auto Race Ube Racing Team」のライダーとして全日本ロードレース選手権に参戦する。「世界戦も視野に入れながらトレーニングしたい。まずは全日本で着実に勝利を重ね、表彰台を狙う」と意気込んだ。

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    茅ヶ崎・寒川 人物風土記の新着記事

    茅ヶ崎・寒川 人物風土記の記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS