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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2022.02.25

太陽工業と災害協定 茅ヶ崎市
大型テントなどを供給

  • 協定書を手にする佐藤市長と鈴木執行役員(右)

 茅ヶ崎市は2月18日、太陽工業株式会社と「災害時における天幕等資機材の供給に関する協定」を締結した。

 同協定は、大規模な地震や風水害、その他の災害が発生、またはその恐れがある場合、物資拠点場所や避難所などで円滑な災害応急対策を実施するため、大型テントなど資機材の供給を受けることができるというもの。

 当日は、同社国土事業本部の鈴木久文執行役員と東日本営業部の池谷典尚部長が市庁舎を訪問。鈴木執行役員は「住みたいまちの上位にランクされる茅ヶ崎市と協定を結べてまことに光栄。日頃からさまざまな困りごとに対応できる会社になっていきたい」と語った。佐藤光市長は「ここ数年大雨などの災害が続いている。幸い大きな被害は出ていないが、今後どうなるかはわからないので大変ありがたい」と感謝を述べた。

 同社は1970年の大阪万博でテントパビリオンの製造・施工で大きく成長、東京ドームの屋根や東京駅八重洲口の屋根などの施工を担うなど、シート材料をさまざまな用途に用いることを基盤としている。災害協定の締結は今回で48自治体、県内では平塚市とも同様の協定を締結している。

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