戻る

茅ヶ崎・寒川 コラム

公開日:2022.04.08

文教大学 笠岡 誠一 教授
腸活ボーイ®
連載 Vol.5

今月のテーマ「腸内細菌を育てる方法」



 腸活とは、大腸内の環境を改善することです。方法は大きく分けて2つあります。1つは「プロバイオティクス」です。善玉菌(ビフィズス菌)を含んでいるヨーグルトなどを食べることです。善玉菌が大腸に入り環境を改善してくれます。



 2つめは「プレバイオティクス」です。腸内に住んでいる善玉菌は当然ながらエサを食べて増えていきます。そのエサとなるのが水溶性食物繊維やオリゴ糖です。ところが、大腸の最初のところ(結腸)から腸内細菌に食べられてしまい減ってしまいます。大腸の病気が起こりやすいのは大腸の終わりのところ、直腸部分なのに、です。



 そこで登場なのが「難消化性デンプン」(レジスタントスターチ)です。澱粉という字のごとく沈殿する水に溶けない成分です。不溶性食物繊維のように大腸内を掃除してくれます。それと同時に、水溶性食物繊維のように腸内細菌のエサには最適なのです。

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    茅ヶ崎・寒川 コラムの新着記事

    茅ヶ崎・寒川 コラムの記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS