県政報告 パワーアップ神奈川! 神奈川県議会議員 永田てるじ
5月17日から開催されていた県議会第2回定例会が7月21日に閉会しました。この定例会で、私は「建設・企業常任委員会」と「次世代育成・デジタル戦略推進特別委員会」の所属となりました。今回は6月補正予算の主な概要、委員会質疑の一部について報告します。
■6月補正予算の概要
国の「『原油価格・物価高騰等総合緊急対策』」に対応し、県民生活や県内経済への影響を緩和するための対策を講じコロナ対策などの状況の変化に対応した措置となっています。総額251億6756万円です。
生活困窮者等生活支援
〇子ども食堂の継続支援〇生活困窮者支援団体応援事業費〇高齢者団体等への支援など
物価高騰に伴う県民負担軽減
〇県内消費喚起事業費(かながわPay)〇商店街等プレミアム商品券支援事業費補助など
農林畜産漁業者への支援
〇農業者の肥料購入への補助〇畜産農家の飼料や光熱費に対する補助〇漁業者の燃料費に対する補助など
運輸・交通事業者支援
〇貨物運送事業者への燃料価格高騰に対する支援〇地域公共交通事業者への燃料価格高騰に対する支援など
生活衛生関係営業者への支援
〇公衆浴場営業者等への補助
中小企業等の資金繰り支援等
〇信用保証事業費補助等
新型コロナウイルス感染症対策
〇医療提供体制の整備及び感染防止対策
■国道134号のサイクリングロード
サイクリングロードの東端である藤沢市立鵠沼海浜公園の改修事業が計画されていますが、それによって、サイクリングロードが100mほど短くなる計画になっています。その際、車道沿いの歩道との結節部分が狭くなっており、通行者・利用者の安全に懸念の声があがっています。
私は県に対し、道路管理者として充分な幅員を確保して通行者・利用者の安全を確保すべく、藤沢市と協議するよう提起いたしました。
■県発注工事における建設資材価格高騰への対応
ロシア侵攻や円安の影響でガソリン価格が高騰し、建設資材も7月の資材単価は鉄筋・鋼材などの価格上昇が前年より大きく、地元建設業者の経営を圧迫しかねません。
価格上昇について、県は公共工事の設計価格に反映させているとのことですが、今後も資材単価の見直しを適宜行うよう要望し、急激なインフレ時に契約金額の変更を請求できる「スライド条項」を活用し、事業者が円滑に制度を利用できるよう求めました。
※この他、特別委では「かながわSDGsパートナー」、「未病指標」、「科学技術政策大綱の改定」などの項目を質疑しました。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>