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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2022.08.26

市内全地区
3年ぶりに防災訓練
9月10日 南湖皮切りに

  • 以前行われた防災訓練=市提供

 9月10日(土)の南湖地区を皮切りに、11月末にかけて市内13地区すべてで防災訓練が3年ぶりに行われる。



 市民の防災意識の向上を図るため、これまで市では、市主催のイベント・消防防災フェスティバルなどの実施に加え、地区単位での実践的な防災訓練などを行ってきた。



 ところが、2020年からは新型コロナウイルス感染症の感染拡大の観点から全面的に中止に。今年に入って、「コロナ下でもできる範囲で実施」といった方向性が庁内で示されたことから、地区単位による防災訓練が再び行われる運びとなった。



コロナで参加者を限定



 南湖地区の防災訓練の会場は西浜小学校で、時間は午後1時30分から。主催は同地区まちぢから協議会。



 当日、会場では起震車体験や各種避難体験、防災資機材の展示などを実施。ただし、コロナの感染対策のため、参加できるのは地区の自主防災組織の防災リーダーなどに限られる。



 地区で防災訓練が行われることについて、市防災対策課の担当者は「地域によって災害のリスクが異なるため、地域の特性を踏まえた訓練ができることが大きなメリット」と評した上で、「市が主催する防災イベントと地区による訓練の両面から市民の防災意識を高めていきたい」と話し、啓発の方向性を示した。

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