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茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2023.02.03

ハンサム判治さん歌手活動30周年
記念シングルをリリース

  • 茅ヶ崎のスタジオから音を届ける判治さん

  • 「人生大丈夫ンブンブン」撮影/サカオカトモコ

 アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」の主題歌や、JR東日本をはじめとしたCMソングなど多くの楽曲を発信してきたシンガーで音楽プロデューサーのハンサム判治(判治大介)さん(49・東海岸南)が、歌手活動30周年記念第1弾シングル「人生大丈夫ンブンブン」を、1月31日にデジタルリリースした。

 「おそらく”茅ヶ崎”というワードを歴史上もっとも激しくシャウトした楽曲だと思う」と豪快に笑う判治さん。それもそのはず。この「人生大丈夫ンブンブン」は、判治さんの人生の一部が歌詞に散りばめられているのだ。

 約30年前、怪我をしてラグビーを辞めた直後に鼻歌で作った人生初のオリジナルソング。歌詞をアレンジしながら歌い続けてきた楽曲で、今回は30周年バージョンに昇華。判治さんは「豊橋の暑苦しい男が東京で藤沢の肝っ玉の座った女に出会って一緒になって、さらなる夢を求めて茅ヶ崎に移住したという極々私的な唄」と表現するが、空に突き抜けるような歌声と、過去から未来へ移り変わっていくシンプルながらドラマチックな展開に、背中を押されるような、「エモさ」も感じる楽曲になっている。

こだわりの一発録り

 レコーディングは、市内に構える自身のスタジオで行った。判治さんは、世に出ている「修正し尽くされた音楽」に対し「のっぺらぼうに感じていた」と言い、だからこそ歌い手の息づかいや声の震えなどがダイレクトに伝わる「一発録り」にこだわった。「唄は時の経過の芸術。声色の変化を楽しみながら聴いていただけるとうれしい」

 アニバーサリーイヤーの今年、今後も月1ほどのペースで新曲を発表していく予定だ。

 楽曲は、アップルミュージックやスポティファイなど、さまざまな音楽配信サービスで手に入れることが可能。

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