茅ヶ崎・寒川 スポーツ
公開日:2023.06.16
鶴嶺高校フットサル部
公立高 初の関東へ
「まるでホーム」 応援が力に
鶴嶺高校男子フットサル部=写真上=(吉田佑樹顧問)が5月、横浜市と藤沢市で行われた全日本U-18フットサル選手権大会神奈川県大会で準優勝し、県内公立高校では初となる関東大会出場権を得た。
強豪に成長
同部の創設は2002年。卒業生の父親が、ボランティアとして長年コーチを務めており、現在では女子部合わせて101人が所属する、校内でも人気の部活動だ。
近年では「フットサル部に入りたくて鶴嶺高に入学した」という生徒もいるほどで、県内でも屈指の強豪に成長している。フットサルの魅力を「展開が早く、たくさん点が入るため、観ていても楽しい」と部員は話す。
昨年の雪辱果たす
現在はフットサル部のある高校が少なく、ほとんどの大会がクラブチームとの戦いとなる。
昨年、1点差で敗戦した湘南ベルマーレFCロンドリーナU-18に「リベンジ」することを目標に、練習に打ち込んできたという今大会。初戦でPSTCロンドリーナ セグンドを8対1と大差で下すと、2回戦はベルマーレと因縁の対決となった。試合は相手に57本ものシュートを浴びせられる苦しい展開。しかしキーパーがたびたびスーパーセーブを見せるなど粘り強くゴールを守る。また古橋瑛介キャプテンが「女子フットサル部や保護者、同級生が応援に駆けつけてくれて、横浜での大会だったのに、まるでホーム戦のような雰囲気だった」と振り返るように、応援も力に変えて数少ないチャンスをものにすると2対0で勝利した。試合終了の瞬間には涙を流した選手もいたという。
続く準決勝は、他大会で連敗していたFCフガールYだったが、勢いそのままに、開始40秒でネットを揺らすと前半で7得点し、9対2で大勝。決勝の東急SレイエスFCフットサルU-18戦では、連戦の影響もあり、0対5で敗戦したものの、堂々の準優勝となった。
関東大会は7月1日(土)に藤沢市で行われる。石川泰成副部長は「技術はクラブチームに敵わないが、気持ちの強さでは負けない」、岩田礼生部長は「少しでも長くプレーできるよう、チームのために声を出していきたい」と闘志を燃やし、練習に励んでいる。
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