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茅ヶ崎・寒川 トップニュース社会

公開日:2023.07.28

茅ヶ崎市消防管内
熱中症の救急搬送75人
猛暑で救急搬送相次ぐ

 連日、30度を超える夏日が続く中、市内では熱中症による救急搬送が相次いでいる。茅ヶ崎市消防本部管内(茅ヶ崎市・寒川町)では、統計を取り始めた5月1日から7月23日までに75人が熱中症とみられる症状で搬送された。なかでも最高気温35・5度を記録した「海の日」には、19人が搬送された。

 搬送された75人のうち、71〜80歳が17人と最も多く、次いで51〜60歳と、81〜90歳がそれぞれ11人。症状の度合いでは、軽症(入院は不要)が33人、中等症(入院を要する)が41人、重症(生命の危険の可能性がある)が1人だった。

 発生場所で最も多かったのが、道路上の31件で、次いで住居が23件だった。

「海の日」に19人

 7月15日から17日までの3連休中には、26人が搬送。15日は2人、16日は5人、4年ぶりに「浜降祭」が開催された17日は、日中に最高気温が35・5度に達し、19人が搬送された。そのうち、浜降祭にまつわる搬送者は7人だった。

 17日の発生場所は、道路上は12件、そのほか、住宅や仕事場、公衆出入り施設(屋内・屋外)などで合わせて6件となっている。

天気予報で警戒アラートの確認を

 市消防本部・警防救命課では、「熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際には、前夜から環境省と気象庁が『熱中症警戒アラート』を発令しているので、天気予報やニュースなどで確認してほしい。また、日中は熱中症のリスクが高まるので、不要不急の外出は控えるほか、昼夜を問わずエアコンを適切に使用したり、こまめな水分補給を心がけて」と注意を呼びかけている。

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