茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2023.08.11
金属製「禎子の折り鶴」寄贈
甥の佐々木さんから市へ
広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんが作った折り鶴の金属製レプリカが8月3日、禎子さんの甥の佐々木祐滋さんから市へ寄贈された。市役所本庁舎1階の市民ふれあいプラザで寄贈式が行われ、佐々木さんは「折り鶴に込めた禎子の平和への思いを世界の人々へ伝えていきたい」と話した。
金属製の折り鶴は、5月に広島市で開催された先進7カ国首脳会議で各国首脳に贈られたもの。羽の裏側に「G7 HIROSHIMA」と刻印が施されている。2017年に市へ寄贈されたオリジナルの「禎子の折り鶴」とともに、同プラザで展示されている。
2歳のときに被曝した禎子さんは10年後に白血病を発症。8カ月の闘病の末に亡くなるまで、薬や見舞品の包み紙で1000羽以上の折り鶴を折り続けたという。姉妹都市のホノルル市・郡アリゾナ記念館や広島市などに折り鶴が寄贈されており、現存するものは100羽程度。劣化が進み、保存が困難になっていたところ、広島県の金属加工メーカーが最新の3D技術と精密鋳造技術を駆使してステンレス製のレプリカを製造し、「SADAKO」と名付けた。サイズは縦7mm・横23mm・高さ13mm。
市役所本庁舎1階のカフェで8月31日(木)まで購入できる(11日(金)から16日(水)まで休業)。税込1100円。刻印はなし。
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