JR茅ケ崎駅北口そばの複合ビル「茅ヶ崎ショッピングセンター」の2階に10月2日、「共生社会の実現に向けたスペース」がオープンした。空き店舗を活用して市内の支援学校・学級の児童・生徒の作品を展示するほか、イベントなども実施していくという。障害について市民の理解を深めるとともに、地域のにぎわい創出も目指す。
同ビルは前回の東京五輪が開催された1964年に開業。駅から徒歩5分という立地もあり地域に親しまれてきたが、近年は消費者の生活スタイルの変化やコロナ禍もあり、空き店舗が増加していたという。
そこでビル内で営業する店舗が加盟する茅ヶ崎ショッピングセンター商店会(宮代泰伸会長)は、神奈川県の「商店街魅力アップ事業」に応募。補助金を活用しながら、ビル2階のスポーツ用品店だった場所に「共生拠点」を開設することを決めた。
現在は県立茅ケ崎支援学校や梅田小学校の支援学級の児童・生徒によるアート作品を展示しているほか、学校紹介のスペースなども設け、共生に関する情報を発信。今後はイベントも企画していくという。
10月2日にはオープニングイベントが開催され、佐藤光市長のほか商店街関係者、支援学級の児童らが出席してテープカットが行われた。
佐藤市長は「多くの市民が、障害や共生社会について知ることができる大切な拠点。末永く活動してほしい」とあいさつ。また茅ケ崎支援学校の柏木雅彦校長は「学校外で作品を展示してもらえる場があると、子どもたちにとっても励みになるのでありがたい。障害のある人も社会の一員だと知ってもらいたい」と話し、同商店会の宮代会長は「ここを訪れた方にはショッピングも楽しんで帰ってもらい、地域のにぎわいにもつなげられたら」と話していた。
児童手当 2024年度制度改正について2024年10月1日(12月支払分)より、児童手当の制度が一部変更になりました https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kosodate/1024750/teate/jite-r6.html |
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