著書「認知症の人が元気になる 介護が楽になる『ペップトーク』魔法の言葉かけ」を出版した おやの めぐみさん 茅ヶ崎市在住 63歳
自分も「人生を楽しもう」
○…「認知症の人が元気になる 介護が楽になる『ペップトーク』魔法の言葉かけ」を8月8日に出版した。認知症の夫との日々や前向きな言葉かけ「ペップトーク」を用いた認知症ケア、心構えなど、経験を一冊にまとめたもの。「介護を頑張りすぎている方など、この本が少しでも役に立ってくれれば」
○…2年前に夫がアルツハイマー型認知症と判明。「これからは自分のことは全部後回しにして、夫の面倒を見る」と決意するが、「正直落胆した」と暗い未来を想像したという。そんななか出合ったのが、アメリカのスポーツで試合前の激励などに使われる「ペップトーク」だった。夫や自分自身にも前向きな言葉かけをすることで、介護生活が明るく楽しくなることを実感した。「まずは自分が元気でいることが大切」と、ジムやサークル活動も楽しみ、食事も外食や冷凍食品を多用するように。現在はペップトークの講師資格を取得し、「介護者を少しでも楽にしたい」と普及活動を展開している。
○…大阪で生まれ育つ。大学卒業後に出産し、「子育てはバラ色の毎日と思っていたのに、ワンオペだし眠れないし、変になりそうだった」と振り返る。夫の転勤で神奈川に引っ越したのを機に、「社会参加しよう」と子育てサークルを設立し、情報を詰め込んだ子育てガイドブックを定期的に発行。活動は注目され、メディアにも何度も取り上げられた。これまで、子育て&孫育てコンシェルジュとして30年以上に渡り活動。子育て関連書籍は20冊を超え、海外でも翻訳出版されている。10年前に「いい物件と出合い」茅ヶ崎へ。多くの仲間に助けられているといい、「認知症の人や家族を地域で支える。そんな輪を広げていきたい」
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みんなの下水道(茅ヶ崎市下水道河川部)9月10日は下水道の日。9月4週にわたり、下水道の大切な役割をご紹介しています。 https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kurasi_gesuido/1045423.html |
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