特殊詐欺の被害を未然に防止したとして茅ケ崎警察署(奈良英俊署長)が、2月18日に第一生命保険(株)関内営業オフィスの杉崎和代さんに、25日には茅ヶ崎松が丘郵便局の清水弘之さんに感謝状を贈呈した。
長時間の電話疑う
杉崎さんは1月24日に寒川町岡田在住の、80代女性宅を訪問した際、電話で個人情報を伝えていたことなどから詐欺を疑い、警察に通報した。
電話は警視庁をかたって「極秘捜査リストに名前が入っている。家族にも伝えてはいけない」という架空請求の内容だったという。
杉崎さんは、同社の方針で詐欺撲滅チラシを配布していたこともあったというが「まさか自分がその場に居合わせることになるとは。怖かったがお客様のことを思って行動し、未然に防ぐことができて良かった」と話した。
電話しながらATMへ
清水さんは2月10日、閉店間際にシャッターを閉めようとしていたところ、携帯電話で話しながらATMを操作している70代の女性客を発見。「これは」と思った清水さんは声をかけ、手続き理由など具体的な内容を確認し通報。有名銀行の行員を名乗る還付金詐欺の手口だった。
清水さんは「今まで何件もお声掛けさせていただいている。よく知っているお客様だったので、被害を防げて良かった」と話した。
奈良署長は「どちらも仕事に対する意識の高さやひたむきさが表れた事例。不審なことがあったらまずは警察に連絡を。引き続き協力をお願いしたい」と話した。
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