茅ヶ崎商工会議所サービス業部会と商業部会の共催で6日、公開講演会が開催された。
茅ヶ崎で長年の経営実績を持つ経営者と、近年事業をスタートさせた経営者が「茅ヶ崎のこれまでとこれから」をテーマに持論を展開。
パネリストには、カギサン(1869年創業)の代表取締役会長・伊藤和明さん、神奈川電設(1948年創業)の代表取締役社長・大森竜太郎さん、セイザブロウ(2015年創業)の代表取締役・加藤紘道さん、CHELSEA hair salon(同)の代表・高久秀明さんの4人が参加した。
初めに、自企業の沿革を紹介した後、地元で長く経営を続ける秘訣を問われた伊藤さんは「さまざまな事業を展開したが、時代の変化に対応して今に行き着いた。本業の醤油醸造業を続けていたらうまくいかなかったと思う」と回顧。大森さんは「商工会議所をはじめ、たくさんの仲間たちと事業に取り組んできた。仕事とは別に地域とのつながりを持つことが大事」と説いた。
茅ヶ崎の魅力については、「たくさんのコミュニティがあり、地域のため、子どものためと皆が思っているところ」と高久さん。加藤さんは「米国・カリフォルニアに似ている。楽しめる町になっていけば」と期待を込めた。
同じく大森さんは「気候や地理的な利便性にも恵まれているのが利点では」と強調すると、伊藤さんは「茅ヶ崎のまちを好きな人たちがたくさんいるところではないか。若い人たちのアイデアでもっと町が良くなる」と話した。
質疑応答では茅ケ崎駅前の商業の展望についての意見や質問が出され、今後の将来像について語り合う場面もあった。
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