茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2025.11.06
茅ヶ崎ビールが育む「ローカルファーストの食育交流」
地域と人がつながり、未来へつなぐ取り組みを
茅ヶ崎ビールではこのほど、地域経済の活力を高め、未来を担う子どもたちを育む、温かい取り組みを新人教育の一環として始めた。
地域で育つ、新しい仲間たち
同店では「地域経済循環」の考えのもと、地域の仲間、諸先輩、農家らの協力のもと、新入社員の前川早紀さん、大野将輝さんを育てている。
同店代表兼総合プロデューサーを務める岩瀬望美さんは「そうすることで新人たちは座学だけでなく、実際に農家を訪ねて手伝いし、地域社会と深くつながり、生きた知識を肌で感じ、多角的な視点を持つ各プロフェッショナルの人々から学びを得ることができます。そうした過程こそ、自身を成長させていくための大切な一歩につながるものと考えています」と話す。
世代を超えて、食の大切さを伝え
10月18日に茅ヶ崎ビールのマルシェで行われた世代間食育交流会では、新人たちが農家さんから学んだ経験や、食べ物の大切さを子どもたち(次世代)にレクチャー。子どもたちへのメッセージとして、イベントの参加費を農家さんへのお礼(対価)とする仕組みを通じ、「地域でつくられたものを地域でいただく」というローカルファーストの考え方を分かりやすく教えていた。
また、地場野菜の調達に当たって農家を紹介した、茅ヶ崎の美容室「チェルシーヘアー」の高久秀明さんも会に参加。皆とともに楽しいひと時を過ごした。
今後の展望として、この交流会を定期的に開催するとともに、今後は子どもたちにも畑で農作業や収穫を体験してもらう機会を設ける予定。岩瀬さんは「茅ヶ崎ビールは、ビールづくりという事業を通じて、地域の大切な資源を生かし、この温かい循環を未来の子どもたちにつないでいきたい」と意気込みを示した。
11月22日に交流会開催
次回のローカルファースト世代間食育交流会は11月22日(土)に同所で開催される。時間は午前10時から午後1時。雨天中止。参加費は子ども500円、保護者食事代500円。持ち物は三角巾、エプロン、タオル、着替えほか。
問い合わせ・申し込みは同店【電話】0467・26・5982または茅ヶ崎ビール公式Instagramへ。
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