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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2025.11.14

茅ヶ崎録音奉仕会
グループ奨励賞受賞
市広報などの音声版製作

  • 東京都内で行われた表彰式での大村会長(右)=提供

 音声訳ボランティアの茅ヶ崎録音奉仕会(大村美佐会長=人物風土記で紹介=)がこのほど、第55回朗読録音奉仕者感謝行事で、グループ奨励賞を受賞した。関東甲信越地区では同会を含め2団体のみ。

 音声訳は視覚に障害のある人に向けて文字情報を音声に変換する活動。同会は1977年に発足し、茅ヶ崎市の広報紙を読み上げる活動を始めた。現在では「広報ちがさき」や「市議会だより」「社協ちがさき」の音声版や、新聞や雑誌のさまざまな記事をセレクトした録音雑誌を製作。音声は精神障害者や高齢で読書ができない人なども利用できるほか、家電説明書や俳句の同人本など、対面での読み上げにも対応している。

 また、録音体験や基礎講座、音声訳勉強会を通じた録音奉仕者の養成、中学校での出前講座などを続けている。

 会員が集合する際は、市社協や市役所を拠点に活動しているほか、録音はパソコンの専用システムを使用して自宅で行うことも多いという。

 大村会長は、「まずは活動を知ってもらいたい。また本当に支援が必要な人には書面では届かない。ぜひ声で広げてほしい」と話した。

 見学・入会・利用申し込みは随時受け付けている。(問)市社協【電話】0467・85・9650

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