茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2025.12.05
原爆伝える朗読会
9日 市民文化会館
「ヒロシマを語る会・神奈川」が主催する朗読会が12月9日(火)、茅ヶ崎市民文化会館1階練習室兼ミニホールで開催される。午後2時開演(1時30分開場)。参加費は1500円(高校生以下無料)。
同団体は毎年原爆の朗読会を行っており、今年で30年目を迎える。今回の題目は、「小さな島の大きな悲劇〜一衛生兵が見た似島検疫所附属病院〜」。衛生兵だった小原好隆さんがつづった手記をもとに、その記憶をひも解いていく。
朗読は代表の宇都純子さん=人物風土記で紹介=、ピアノは土屋照代さん、福島寿郎さんが演出する。宇都さんは「80年前の8月6日、たくさんの被爆者が運ばれた似島の内部についてこれほど詳細に記された記録は他にないのではないか。『9日まで空を見上げることはなかった』というほど必死のあわただしさを私たちに伝えている。この朗読会を皆さんが原爆を考える機会にしてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
申し込みは宇都さん【携帯電話】080・6534・3173またはメールmidorigo@hotmail.co.jpへ。
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