平塚版 掲載号:2011年1月27日号
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生産者のこだわり形に かながわブランド創造プロジェクト

オリジナルのフランクを持つ平井さん
オリジナルのフランクを持つ平井さん

 安心・安全な食の提供や地産地消の機会を増やそうと、県内の生産者らが「かながわブランド創造プロジェクト」を立ち上げた。このほど完成した牛スジ入りのフランクフルトを皮切りに、独自の商品を通じて神奈川の魅力をPRしようと取り組んでいる。メンバーの1人、平井三郎さん(27歳)に話を聞いた。

 プロジェクトには県内4社が参加し、昨年秋に発足した。市内岡崎でソーセージやハムなど畜産品の加工・製造・販売を行う(株)湘南ぴゅあの平井三郎さんは、プロジェクト主宰者の1人だ。

 平井さんは21歳で単身ドイツに渡り、無添加にこだわる本場のハムやソーセージづくりに触れた。その後もイタリアやスペインで修行を積み、昨年帰国。現在は祖父が創業した同社で、商品開発や直営店舗の責任者を任されている。

ノウハウ+アイデア

 昨年10月、プロジェクトの一員である泉橋酒造(海老名市)から「稲刈りで振舞う食べ物を作ってくれないか」と依頼されたことが、商品を開発するきっかけとなった。平井さんは同酒造向けにオリジナルソーセージを考案。すると今度は、そのソーセージを食べた藤沢市の飲食店・江ノ島小屋の関係者から、期間限定でオープンするおでん小屋への協力を打診された。

 平井さんは「開発したソーセージを、おでんに適した商品に改良することにしました。おでんといえば牛スジ、それに味噌をつけたら絶対にうまいんじゃないかって」と、岩手県の短角和牛を使ったオリジナルフランクの開発に着手した。

 牛スジのコリコリとした食感を楽しんでもらうため、数ミリ単位で肉の挽き方を吟味し「どの挽き方がおでんに合うか、汁に入れたときのことまで考えました」と平井さん。泉橋酒造から提供してもらった麹と、津久井の在来大豆で作った味噌をフランクに練り込み、プロジェクト第一弾となる完全無添加の「短角和牛スジ味噌フランク」が完成した。

 「神奈川を元気にしたいという思いを持って活動しています。今後は地域の生産者にも呼びかけて、みんなが喜ぶような商品を開発していきたいですね。食品以外にも様々な特産品を開発したり、地産地消を子どもたちに伝えたりする取り組みにも携わることができれば」と、プロジェクトの輪を広げていこうと意気込んでいる。

 短角和牛スジ味噌フランクは、江ノ島小屋と(株)湘南ぴゅあ直営店(岡崎1624・販売は土日のみ)で2月1日から販売される。

問/0463(58)7767
 

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