生産ラインを第2工場に集約・再編後、今年5月から始まった日産車体湘南工場の新たな工場見学が、今月9日に見学者1万人を突破した。首都圏で唯一間近で見られる260基のロボットの溶接作業や、1本のラインで6つの車種を組み立てる工程が珍しく、人気を博している。
この工場見学は、小学5年生の社会科で学ぶ「日本の工業」で、「自動車工場の実際の生産ラインを見学したい」という市内外の小学校からの要望に応え、2003年から本格的に受け入れを開始した。県内や都内、山梨、千葉の小学校が見学に訪れ、国外からの見学者を合わると約15万8千人が来場している。新たな工場見学ルートは整備計画に最初から組み込むことで、安全面の強化を行った。
この日は松原小5年生の児童たちが見学に訪れた。透明ビニールのカーテン越し、間近に飛び散る1200〜1700度の火花と溶接ロボットの迫力に、驚きの声を上げていた。
見学を終え、「ロボットがやってるところが凄かった」「作ってるところを見て大変だと思った」と、児童たちは感想を話した。
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