町内会の垣根超え演奏 富士見太鼓「風凛」
富士見学区の児童生徒による太鼓会「風凛」が、10月19日に富士見小学校体育館で行われる「福祉ふれあい大会」への出演に向け練習に励んでいる。
太鼓会がない町内会も多いという富士見地区で、子どもへの文化継承を目的に10年ほど前に設立した。学区単位で活動する会は珍しく、町内会の垣根を超えて子どもを受け入れている。山車には乗らずステージ上で叩くのも風凛の特徴で、アレンジしたお囃子に合わせ甲高い音色を響かせる。
小学校3年から風凛で活動する末吉萌夏さん(春日野中1年)は、当時見た七夕太鼓に憧れ入会した。住んでいる町内会には太鼓会がなく、バチを握ったこともなかったが「難しい曲を叩けるようになると嬉しい。自分もみんなのように上手くなれるよう練習したい」と笑顔を見せる。
原田智会長は「太鼓を叩ける子が増えれば、自分たちの町内で友だちや下級生に教えるという輪ができる。子どもたち自身が太鼓の文化を広げるきっかけになれば」と話している。
ふれあい大会は午前10時から午後1時30分ごろまで。風凛に関する問い合わせは原田会長【電話】0463・35・7048。
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