平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2013.11.14
落ち葉掃除、競う
「スポーツ銀杏拾い」
銀杏並木の色づき始めた市内平塚の東海道本通り周辺で、落ち葉やゴミ拾いを競う「スポーツ銀杏拾い大会」が9日、開かれた。7チーム、27人が参加し、約20キロの落ち葉を集めた。
主催団体の「ひらつかげんきプロジェクト」は今年6月、制限時間内に集めたゴミの量と質をポイント換算し、ゴミ拾いをスポーツのように楽しむ「スポーツGOMI拾い平塚大会」を湘南海岸公園で初開催。今回の大会は、全国的に親しまれているこの競技を落ち葉と銀杏拾いに転用した。
代表の渡部亮さんはサーフィン仲間と定期的な海岸清掃に参加しているが、「ボランティアのゴミ拾いだとメンバーの輪がなかなか広がらない。しかし、ゲーム性を楽しみながら地域貢献ができるのであれば、広がる可能性はある」と話す。
今回の参加者で6月も出場したという森博之さんは「楽しんで汗をかいて、その上で世の中を良くできるというところは魅力」と気持ち良さそうに汗を拭った。
同団体の副代表で、東海道沿いで企業を営む吉川裕之さんは「地域で季節を感じさせてくれる銀杏は大切にすべき存在。ただ、ご近所が落ち葉拾いに毎朝、ご苦労されている側面もある」と、地元の抱える葛藤をもとに大会を発案した。
吉川さんらの呼びかけで周辺企業や商店も参加チームへの賞品を協賛。秋の風物詩を地域ぐるみで見守る機会にもなったようだ。
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