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公開日:2014.02.06
1市2町
生ごみ施設計画中止
大神の焼却場で全量処分へ
ごみ処理と処理施設整備を共同で進めている平塚市と大磯町、二宮町は、大磯町に計画していた厨芥類(ちゅうかいるい)(生ごみ)資源化施設整備を中止することを決めた。
2月3日、平塚市役所で木川康雄副市長らが発表した。昨年3月に提出された調査結果を受け、新施設にかかる建設・維持管理費、二酸化炭素削減効果、高効率ごみ発電施設(焼却施設)の処理能力、一部地域の住民に対する生ごみ分別の負担などを検証したところ「施設を整備する優位性が認められなかった」と中止理由について述べた。
1市2町によるごみ処理広域化実施計画では、大磯町に設置する厨芥類資源化施設で2017年度から平塚市の一部と大磯・二宮両町の生ごみを受け入れる予定だった。同施設の整備を中止したことで、それらの生ごみは可燃ごみとして市内大神にある焼却施設で処分する。全体で1日約279tの処分量を見込む。地元に配慮し、2町の可燃ごみは2t車から10t車に積み替えて搬入台数を制限。焼却量削減へ資源化品目の拡大やコンポスト活用なども図る。また、ごみ処理施設を公平に分担するため、二宮町に予定されていたペットボトルと容器包装プラスチックのリサイクルセンターを大磯町に整備する。
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