ベルマーレ 首位決戦に1万3千人 全て出し合い納得のドロー
曺監督と反町監督の師弟対決となった第30節・松本山雅FC戦。首位決戦とあって選手入場時には、湘南サポーターが「GO J1」の鮮やかなコレオグラフィを披露。スタジアムは試合前から異様なほどの熱気に包まれていた。
スコアはキックオフ早々に動く。この日、2カ月ぶりに戦列復帰した永木のコーナーキックに、今節を最後にアジア大会出場でチームを離れる遠藤が頭で合わせて先制する。だが、目の前でゴールの瞬間を見せられた松本サポーターが歓喜したのは、それからわずか7分後のこと。フリーキックからネットを揺らされてしまい、試合は振り出しに。
後半は湘南が攻め立てるシーンが目立つようになるが、カウンター狙いの松本に対してなかなかゴールをこじあけることができない。そして、互いの闘志がみなぎったまま、試合は結局ドローに終わった。
白黒はっきりさせたい気持ちも大きかっただろうが、「清々しい気持ち」と曺監督が振り返ったように、両クラブの選手もサポーターも、満足のいく内容だったに違いない。
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