社会福祉法人進和学園の利用者が施設外就労を行っている「しまむらストアー旭店」に8日、国際協力機構(JICA)の研修生が視察に訪れた。
同学園は2012年、障害者による施設外就労の契約をしまむらと結び、学園利用者の安定工賃につなげている。しまむら側も労働力の確保という課題を解消できることから、JICAでは障害者就労の好事例として両者の取り組みを数年前から視察している。
旭店では3、4人の学園利用者がグループとなり、売り場や休憩室、トイレの清掃や屋外の草むしりなどで工賃を得ている。バングラディシュやジャマイカ、フィリピンなど6か国から訪れた研修生は、学園職員から施設外就労に関する説明を受けながら、店内で仕事に励む利用者の姿を見学した。利用者の25歳男性は「お店をきれいにするとお客さんが喜んでくれる」と笑顔で話していた。
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