平塚版 掲載号:2015年8月20日号
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ロードバイク人気 平塚でも 湘南平に専用駐輪ラックを設置

スポーツ

専用ラックの横に立つ相原店長(左)
専用ラックの横に立つ相原店長(左)
134号や湘南平が人気スポット

 全国的に高まっているロードバイク人気の波は、平塚にも押し寄せている。「ロード乗り」に人気のスポットとして知られる湘南平では6月、頂上にある展望台レストランの前にロードバイク専用の駐輪ラックが設置された。

 ロードバイクは、舗装道路での走行を想定したレース用の自転車。市内でロードバイクを扱う「ヒジカタサイクル」(花水台)の土方勇夫さんによると、手軽さとスピード感、健康志向の広まりなどで、20〜30代の若者を中心に、親子レーサーや退職の余暇に楽しむ70〜80代の高齢者まで、幅広く人気を集めているという。

 近年では、漫画『弱虫ペダル』の影響で女性ファンも増やしている。漫画の中に神奈川県を舞台とするレースが登場し、ファンの中には聖地めぐりとして湘南から箱根までを走る人もいるという。

 平塚市は、走行しやすい平坦な地形で自転車の利用者も多く、1967年に日本初のサイクリングコースが開通するなど、「自転車の街」として知られる。「距離感がちょうどいい」と都内から訪れる人も増えており、中でも、海沿いの一本道、国道134号線と、相模湾を一望できる湘南平が人気コースとして知られている。

 ロードバイクの人気競技に上り坂のタイムを競う「ヒルクライムレース」があるが、湘南平は、その初心者練習コースや地元レーサーの練習場としても人気があり、頂上にある石碑の前で記念写真を撮る人も多い。

 頂上にある展望レストランflatのオーナー、相原伸美さんと店長の龍亮さんもロードバイク乗り。「観光支援は勿論ですが、自分達も初心者の頃、急こう配が繰り返される湘南平の『激坂』を上り下りし、鍛えた思い出がある。ロードバイクを応援する店の一つでありたい」として、メンテナンスツールの貸出や、同店で飲食したロードバイク利用者にボトルチャージサービスなどしている。

 利用者が増える一方、相原オーナーには気になることがあった。湘南平には駐輪場が無く、「それぞれ乗り手が個性に合わせカスタムし、1台100万を超えるものもある。元々レース用で駐輪用スタンドが付いていない。倒れて壊れたりすることを恐れて、目の届くところに停めたいと考える方が多い」と、以前から市にラックの設置を提案していた。

 提案を受けた市みどり公園・水辺課も、以前から湘南平を訪れるロードバイク利用者を多く見かけ、何かできないかと考えていた。市販の専用ラックは高価なことがネックだったが、同課職員に溶接技術を持った人がいたことから、同課にある鉄パイプを利用し、費用も6千円程度に抑えたラックを作成した。

 駐輪ラックは6月22日に設置された。設置から約1カ月、利用者の評判も上々。同課は「さがみ縦貫道路や圏央道開通などで観光への期待が高まっている。車やハイカーに加え、ロードバイクという新たなアプローチで、平塚を盛り上げたい」と話した。

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