平塚市は５日、国勢調査員が９月29日に調査世帯一覧などの書類を紛失、約１００世帯分の個人情報を流出させたことを明らかにした。書類は13日現在も見つかっていない。
桃浜町の調査区を担当していた調査員は不在だった家の玄関先で、書類を挟んだバインダーを置き忘れた。翌30日に紛失に気づき、市職員と周辺を捜索したが見つからなかった。書類には世帯主、代表者の氏名、住所、世帯員人数が記されていた。市は書類を置き忘れた家に訪問しているが、連絡がとれていない。
市統計担当は「該当する全世帯に市職員が訪問して謝罪、経緯説明をさせていただいた。調査員にも書類の厳重管理を書面で指導している」としている。
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