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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2016.01.28

日本の福祉雇用を視察
海外からしまむらストアーに

  • 働く現場を見学する研修生(右2人)

 日本の障害者福祉を学んでいるパキスタン人のアディール・アハマッドさんとカンボジア人のセレイポン・チムさんが19日、スーパーマーケットのしまむらストアー長持店を訪問した。同店は、知的障害者施設を運営する進和学園(万田)から障害者4人と職員1人のチームを受け入れ、清掃や棚整理などを手伝ってもらうユニークな福祉雇用を構築している。

 同店を訪れた2人は、障害を持つ海外研修生を受け入れる「ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業」を通じて来日。母国の障害者福祉に役立てるため、約10か月間の研修を受けている。当日は、進和学園との雇用連携について仕組みを聞き、実際に働いている現場も視察した。

 仕事をしている障害者が買い物客から感謝の言葉をかけられてやりがいを得ている話や、同店が進和学園の施設で生産された物産の販売にも取り組んでいることなどを聞いた2人。アハマッドさんは「母国で障害者が活躍するビジネスをしたい。こうしたスーパーの取り組みは良いアイデア」と感心しきりだった。

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