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公開日:2017.07.06

市漁協
港近くに「水産加工場」開設
販売所併設で魚食普及を加速

  • 水産加工販売施設を運営する杉岡さん

 平塚市漁業協同組合(後藤勇組合長)は、生産者が加工、販売・流通を一体的に取り組む6次産業化を促進させたいとして、ひらつかタマ三郎漁港(平塚新港)に1日、水産加工販売施設「湘南いぶし〜がんさんの燻製工房〜」を開設した。



 市漁協による6次産業化を図る施設は、2014年にオープンした「平塚漁港の食堂」(千石河岸)に続いて2例目。後藤組合長は「市民だけでなく、釣りやレジャーで訪れる観光客にも地場魚をアピールできるのでは」と期待を寄せ、魚食普及を加速させていく。



 施設運営と製造加工は、四之宮で燻製工房を営んでいた(株)モスギャング(杉岡巖取締役)に委託し、地場の魚に加えて、同社オリジナルの豆腐やホタルイカ、タタミイワシなどの燻製商品を販売していく。



水産資源ムダなく活用



燻して美味しい食品に




 平塚漁港の年間水揚げ量の約3割は市場流通にあまり乗らない未・低利用魚が占める中、施設運営を委託された(株)モスギャングは、食材に活用できるとして、シイラやソウダカツオを使った燻製商品を市漁協と共同で開発した。



 2013年に販売を開始した燻製商品「須賀湊の燻し魚シリーズ」や、シイラの串揚げや団子などの製造を担っており、水産資源の消費拡大と魚種を増やした活用を望む市漁協から打診を受けて、施設運営に乗り出した。



 開設された水産加工販売施設は、鉄骨造り平屋建て。調理場(約39平方メートル)と販売スペース(約12平方メートル)を備え、屋根上には富士山や烏帽子岩を見ながら休憩できるウッドデッキを設置した。



 また漁港近くの立地については、魚の輸送にかかる手間やコストの削減だけでなく、製造面にも大きなメリットがあると言い、同社の杉岡晃太さんは「水揚げされたその日のうちに、鮮度を落とすことなく調理できるのは大きな利点」と話す。



 同社は今後、これまで扱ったことのない魚を使って新商品開発に取り組むほか、釣り船利用客が釣り上げた魚を燻製にして送り返すサービスも構想にあるという。杉岡さんは「平塚の海の魅力を発信する拠点として取り組んでいきたい」と話している。



■湘南いぶし〜がんさんの燻製工房〜▽平塚市千石河岸57の7▽営業時間/正午から午後6時まで▽月曜定休ほか不定休あり▽【電話】0463・33・9085

 

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