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平塚・大磯・二宮・中井 人物風土記

公開日:2018.01.18

「第6回三十路式」の実行委員長を務める
岩崎 和輝さん
四之宮在住 30歳

「10年先」変える一歩に

 ○…成人式を大人の仲間入りとするならば、就職や結婚など様々な経験を積んで迎える三十路式は転換期と捉え、次の10年に向けて踏み出す一歩の糧となるよう、式典テーマを「きっかけ」とした。新しいビジネスチャンスの発見やママ同士の情報交換などに向けて、約350人の参加者が同窓の枠を超えた交流の場を提供する予定だ。「同級生との会話を通して地元に帰ってくるきっかけや、自分自身を見つめ直す機会にしたい」と、式典の意義を語る。

 ○…神明中時代の友人から誘われて実行委員に手を挙げた。人前が苦手で、指示されないと動かない性格から敬遠していた『まとめ役』は、「自分を変えたくて今やらないと一生ない」と、チャレンジ精神だけで引き受けた。不安で投げ出したいこともあったと振り返る8カ月間の活動は、40人近い仲間の支えもあって残すは本番のみ。当日は、大勢を出迎える顔として立つにあたり、「不備がないか想像すると寝れなくなる」と本音を漏らす。

 ○…住み慣れた土地が一番として、「生涯平塚」を宣言するほど郷土愛を滲ませる。年齢を重ねるごとに気づかされる生活利便性がその理由だ。口コミやネットで旨いと評判を聞きつければ、市内をはじめ遠くても車を駆って足を運ぶほどのラーメン好き。夜食と称して深夜にも関わらず、誘えば二つ返事で付き合ってくれる友人らの存在も平塚に留まらせる。

 ○…式の運営は行政からの支援はなく、文字通り「ゼロからのスタート」。参加者からの会費にくわえ、企業や店舗から協賛を募り、運営に充てられている。協賛依頼や関係者へのあいさつ回りなど仲間と奔走した日々は「二十歳の頃に想像できなかった」とし、「多くの人と出会えたことが財産」と振り返る。「成人式が終わって、次は10年後の三十路式だと言われるような文化が根付いてくれたら良いですね」と、後輩たちへタスキを繋いだ。

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