湘南ベルマーレのサッカー専用スタジアムが近隣市を巻き込んで議論される中、平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)は、新スタジアムを核としたまちづくりに関する提言書を作成し、平塚市に提出する意向を固めた。1月29日、同商議所「スポーツ・文化・まちづくり特別委員会」の小林誠委員長が本紙取材で明かした。
同商議所は、地元Jクラブの湘南ベルマーレを盛り上げるだけではなく、スポーツ・文化振興の拠点となる多目的スタジアムを建設し、まちの魅力化につなげたい考え。行政や地元関係者に働きかけ、官民一体で整備を目指す機運を高めたいとしている。
小林委員長によると、商議所を中心に関係団体と協力して検討委員会を発足し、新スタジアムを活用したまちづくりについて議論、行政への提言をまとめていくという。委員会の設置や提言する時期は未定。
新スタジアムを巡っては2016年11月から、湘南ベルマーレの第三者委員会「湘南スタジアム研究会」が議論している。昨年12月には、同会がふさわしいとする建設候補地が市内外の5カ所に絞られたと報道され、関心を集めた。
常盤会頭は「ホームスタジアムが他市に流出してしまうのではないかと危惧する声が多くなった」と話す。小林委員長は「湘南ベルマーレは平塚の財産として残って欲しい。新スタジアムの建設はスポーツや文化の振興、経済の活性化や定住促進などの効果も期待できる」と話し、行政にも理解を求めていく意向だ。
市は現在、既存の競技場をJリーグ基準に拡充して湘南ベルマーレを支援する方針で、新スタジアムへの議論には加わっていない。
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