神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

平塚市 鉄道など交通網 充実化へ 市民の声から計画を策定

社会

公開:2019年5月30日

  • X
  • LINE
  • hatena

 平塚市は1日、市民、交通事業者らと連携し「平塚市地域公共交通網形成計画」を策定した。2019〜27年度までの9年間の計画で、電車やバスなど公共交通の利便性向上を目指すマスタープランとして位置付けている。

 具体的な施策として、鉄道では「東海道貨物線の旅客線化」、東海道線の「快速アクティーの増発」をはじめ、「根岸線、相模線の平塚駅までの乗り入れ」「特急踊り子号の平塚駅への停車」などを盛り込んだ。

 またバスの利用では、「平塚駅から東海大学前駅に行くバス路線の新設」「平塚駅からツインシティ大神地区への新しい公共交通の導入」のほか、「ノンステップバスの導入」など、車両のバリアフリー化も目指すとした。市交通政策課は「実現に向け、交通事業者への要望を継続していく」としている。

過半数が「交通が不便」

 策定にあたり、市は昨年6月〜7月にかけ、公共交通の利用状況を把握するための市民アンケートを実施。863世帯から回答を得た結果、「やや不便と感じる」が29・9%、「とても不便と感じる」が21・2%となり、半数を上回る51・1%が「公共交通が不便」と感じていることが分かった。

 理由として最多だったのは、「運行本数が少ない」(19・3%)、次いで「駅やバス停まで遠い」(16・8%)、「運賃が高い」(14・2%)と続く。こうした声を元に、市が有識者らと協議を重ね、計画を策定した。

 市によると、市内にはバス停から離れた「交通空白地域」や、バスの運行本数が少ない「交通不便地域」が土沢地区、旭地区など各所にみられ、課題となっている。

 また真田、北金目では土地区画整理事業の完了にともない、近年、人口が大幅に増加しており、市は「移動手段の確保に努める」としている。

 計画の詳細は市HPなどで閲覧できる。

一般社団法人 県央経営者会

自然と地域経済が共存共栄した、未来都市の創造を目指しています

http://www.kenou-k.jp/

<PR>

平塚・大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6

すくむ足、母に叱咤され

すくむ足、母に叱咤され

平塚市徳延在住 古谷さん

7月18日

アーチェリーでIH出場

星槎国際高等学校

アーチェリーでIH出場

全国優勝狙う渡邉光希さん

7月18日

邸宅で学ぶ夏の暮らし

邸宅で学ぶ夏の暮らし

明治記念大磯邸園で展示

7月18日

若者に出演の場提供

平塚万博

若者に出演の場提供

10月4日 ひらしんホール

7月18日

息合わせ全国で1勝を

男子ソフトテニス

息合わせ全国で1勝を

小澤さん、芹澤さんペア

7月18日

学校給食の試食も

平塚市

学校給食の試食も

7月30日 イベント実施

7月18日

蘇せば40年はまだ住める

家造りの本物の職人軍団が手掛けるフルリノベーション「リベ湘南」

https://k-abeken.com/renovation/

<PR>

あっとほーむデスク

平塚・大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 危機感

    ベルマガ通信

    危機感

    昨季王者神戸に4失点 7月5日アウェー湘南0-4神戸

    7月10日

平塚・大磯・二宮・中井版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook