記録的な大雨と強風を伴った台風19号が12日に関東上空を通過し、馬入のサッカーグラウンドが冠水するなど、市内各所で被害が報告された。
同日の市内降雨量は210ミリを記録。夜には城山ダム(相模原市)で緊急放流も行われ、相模川の水かさが増した。
沿岸部では、河川敷の馬入ふれあい公園サッカー場などが冠水し、四之宮と田村の住宅で床上浸水20件、床下浸水37件の被害が市に報告(10月15日現在)されている。
公共施設では、大神公民館の倉庫が転倒、豊田の資材置き場の倉庫の屋根が飛散して倒壊し、市役所と平塚競輪場でガラスが破損するなど、29施設で被害が確認された。
道路冠水は四之宮の県道や市道などを中心に33箇所で確認され、一般住宅屋根の損壊なども10件報告されている。
市は台風接近に伴い11日夜、浸水の予想された金目川と鈴川、河内川周辺の小中学校など8避難所をいち早く開設。12日朝から翌朝まで市内全小中学校などに56の避難施設を開設した。12日午後8時には最大の5434人が避難した。
JR東日本は東海道線を12日午前から翌日午後まで運休、大型商業施設も相次いで休業し、湘南ひらつか囲碁まつりも開催中止されるなど、市民生活に影響を及ぼした。
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