完成したガイドマップ
湘南平開園60周年の記念イベントが16日に開催され、平塚市と大磯町が共同で作製した「湘南平・高麗山ガイドＭＡＰ」がお披露目された。
平塚、大磯それぞれで作成していたガイドマップを１枚にまとめた。近隣のサンロードあさひ商店街や大磯駅周辺の店舗にも声をかけ、飲食店の情報を盛り込んだ。
市担当者のおすすめは「旭の商店街と虎女の足跡を辿るコース」。マップの作製にあたり、職員が実際に高麗山を登ってみたところ、『曽我物語』に曽我十郎の恋人として登場する虎女の史跡が多いことに気付いた。マップには虎女の生家「山下長者屋敷跡」や十郎が恋文を書くために墨をすった「硯水の池」なども記載されている。
市担当者は「これまでは、より駅に近い大磯側からの登山者が多かった。これを機に平塚側の魅力的な飲食店など知ってもらいたい。初心者にも高麗山はおすすめです」と話していた。
ガイドマップは市みどり公園・水辺課のほか、商業観光課、市観光協会、掲載店舗で手に入れることができる。
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