正月のしめ飾りや門松、だるまなどを焼納し無病息災を祈願する年中行事「どんど焼き」が14日、浅間町の平塚八幡宮(宅野順彦宮司)で執り行われ、地域住民らおよそ300人が集まった。
各家庭からは、多くのしめ飾りや門松、お札などが持ち込まれ、境内に設営されたおよそ4mの斎塔に所せましと置かれた。午前10時15分ごろ、宅野宮司が火を入れると、真っ赤な炎が白煙を伴いながら青空めがけて勢いよく立ち昇った。斎塔を囲んだ参列者らは手を合わせたり、目を閉じながら平穏な一年を願っていた。
その後、火が弱まってくると、参列者らは竹串に三色団子を取り付けて残り火で焼いた。神社境内にあるつるみね幼稚園(鷲尾紀行園長)の園児も参加し、健康にご利益があるといわれる熱々の団子をほお張った。
境内ではおしるこも振舞われ、「美味しい」といった声があちこちで聞かれた。家族で訪れたという30代の女性は「新しい一年が始まったのだとあらためて感じました。家族全員が健康に過ごせたらいいですね」とうれしそうに話していた。
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