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厚木・愛川・清川 人物風土記

公開日:2026.04.17

厚木警察署長に就任した 椎名 啓之さん 第101代署長 57歳

  • 椎名 啓之さん (写真1)

感謝を胸に管内守る

 ○…柔和な笑顔と、肩書きを感じさせない親しみやすさが印象的だ。厚木・愛川・清川を管轄する厚木署の第101代署長に就任した。多忙な管内だが、着任後すぐに街頭パトロールへ参加。そこで直に触れたのは、地域住民や外郭団体の防犯に対する強い熱意だ。「地域愛が非常に深く、警察と一緒に街を良くしようとする皆さんと気持ちが同じで心強い」と頬を緩める。

 ○…18歳で警察官となり県内の各署を歩んだ。地域警察を経て刑事部門へ進んだのが転機に。捜査一課長として、組織的な強盗殺人事件で指揮を執るなど最前線で事件に向き合ってきた。「その経験を糧に」と語る口調に慢心はない。「事件解決の裏には必ず傷ついた被害者がいる。すべきは少しでも無念を晴らすこと」と被害者に寄り添う使命感をにじませる。

 ○…大切にするのは先輩から教わった「感謝の心」。親しみやすい環境をつくろうと、優秀な署員を署長室に招いて記念撮影を行うなど、気さくな雰囲気づくりを欠かさない。「顔と名前を覚えるのは苦手ですが、気持ちだけは全員を覚えたい」と笑い、自ら輪に飛び込む。「以前は山登りだったけど」と休日は妻と管内を歩いて実態を把握しつつウォーキング。地域のソフトボールに参加する予定もある。

 ○…止まらない特殊詐欺や闇バイト事案には強い警戒感を示し、防犯・啓発活動に力を注いで地域と連携する決意だ。交通事故の多い情勢も踏まえ「事故は1件も起こしてはならない」と力を込める。「賑わいも自然もあるこの地域は魅力がある。公私ともに色々な所へ顔を出したい」。感謝の心と持ち前の親しみやすさを胸に地域コミュニティの懐へ飛びみ、住民とともに地域の安心を支え続ける。

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