神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2020年2月20日 エリアトップへ

確定申告のシーズンを迎えた平塚税務署の署長を務める 武田 満明さん 小田原市在住 60歳

公開:2020年2月20日

  • X
  • LINE
  • hatena

「菩薩」貫く税のプロ

 ○…「一読して難解、二読して誤解、三読して曲解」といわれる税法。納税は国民の義務であり、消費税をはじめ税は身近な存在であるものの、庶民にとっては専門性が高く「よく分からない」という人も少なくないだろう。確定申告期を迎えた平塚税務署のトップとして「来署された方々への説明責任」を職員に徹底している。税は国の在り方を決める大切な社会経費という考えのもと「菩薩のごとく懇切丁寧な対応を貫く義務がきっと私たちにはある」と強調する。

 ○…小田原市に生まれ高校までを地元で過ごした。大学卒業後、東京国税局へ。一つの組織に長く勤めるのが当たり前とされた時代。「国家財政の基盤を担い、社会正義に尽くそう」と考えての選択だった。都内・県下の税務署はもとより、映画『マルサの女』でも描かれた査察部や税務大学校の教授など「周囲より早い転勤サイクルで色々な経験をさせていただいた」と振り返る。

 ○…昨年7月、第74代の平塚税務署長に就任した。年齢も60歳を迎え、キャリアの締めくくりに次世代へ思いを馳せる時間も増えた。一律の公正・公平な執行が求められる国税局には組織力の向上が日々求められるといい「これからの世代には自己研鑽と挑戦、誇りと使命感を胸に進んでいってほしい」と父親目線でエールを送る。

 ○…定年後に独立したり、再任用の道を選ぶ人もいるが「いったんリセットしたい」とぽつり。激務に追われた半生を経て数年前、故郷の小田原に戻った。自然や歴史に囲まれながらの家庭生活にはどこか穏やかな時間が流れる。「いつか落ち着いたら平塚や伊勢原の史跡を案内してあげたい」。今まで支えてくれた愛妻への恩返しもこれからの大きな仕事だ。

平塚版の人物風土記最新6

押谷 祐基さん

4月1日付けで第34代平塚商工会議所青年部(YEG)会長に就任した

押谷 祐基さん

市内在勤 37歳

4月18日

小澤 雄一さん

第13代平塚市消防団長に就任した

小澤 雄一さん

南金目在住 58歳

4月11日

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

バレエダンサーでミュージカル俳優の

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

平塚市出身 38歳

4月4日

窪田 敬一さん

花の国づくり共励会花き技術・経営コンクールで農林水産大臣賞を受賞した

窪田 敬一さん

広川在住 73歳

3月28日

大関 陽子さん

2023年中に特殊詐欺を8件阻止したローソン・スリーエフ大磯国府店オーナーの

大関 陽子さん

平塚市在住 42歳

3月21日

ジュギーテ サウレさん

平塚市国際交流員としてカウナス市から派遣されている

ジュギーテ サウレさん

市内在勤 28歳

3月14日

馬肉専門販売店

1500円以上お買い上げの方、「タウン見た」でユッケプレゼント

https://rarea.events/event/112428

<PR>

あっとほーむデスク

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook