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平塚・大磯・二宮・中井 人物風土記

公開日:2020.03.19

あさつゆ広場に地場の生乳を届ける「角笛会」会長
内田 明光さん
大島在住 40歳

  • 内田 明光さん (写真1)

地場生乳の魅力を消費者へ

 ○…かながわ県産生乳100%認証を取得したジェラートとソフトクリームは、JA湘南の大型農産物直売所「あさつゆ広場」で人気商品の一つ。「大手メーカーにはない鮮度で届けています」。生乳本来の濃厚な味を地元の消費者に伝えようと、メンバーらと共に殺菌手法や搬入方法などで関係機関に奔走した日々を懐かしむ。「味が濃くて、とにかく甘い」と生産者だけが知り得る搾りたて生乳の魅力を挙げ、「美味しいと言ってもらえたら励みになる」と語る。

 ○…祖父の代から続く酪農家の長男として生まれ、幼少期は牛舎に設えたブランコや高く積み上げた牧草がこの上ない遊び場だった。高校卒業後の進路について、好きな道へ進めと背中を押す親の言葉を他所に、「家族や友人のような存在の牛が好きだから」と酪農家を志した。遠く離れた場所へ旅行に出かけても牛のことは頭から離れない。「朝のエサ、1日2回の搾乳の時間になると気がかり」と笑う。

 ○…市内の酪農後継者で構成する「角笛会」のメンバーは、仕事の苦労を分かり合える気心知れた存在だ。困ったことがあれば互いに手を差し伸べるほど絆も強く、「皆で集まると息抜きになる」と話す。趣味の海釣りでアオリイカを狙って小田原方面に出かけるのだとか。夢中になって「釣れそうなポイントを探しながら転々としていたら、気が付くと網代港だった」と頭を掻く。

 ○…高齢化や後継者不足など取り巻く環境が厳しくなる中、地元の酪農を絶やすまいと責任感を強める。その表れとして廃業した酪農家の牛舎を借りて、管理する牛を40頭から60頭に増やす計画を立てた。「地域の皆さんに飲んでもらえる牛乳を作り続ける」。消費拡大を努力目標に揚げる。

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