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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2020.04.16

「平農」ここにあり
同窓会が記念碑建立

  • 記念碑の前で記念誌を持つ陶山会長(左)と佐藤事務局長

 平塚農業高校同窓会(陶山豊彦会長/解散)がこのほど、同校の校歌と沿革が刻まれた記念碑を今年4月に開校した平塚農商高校(達上ヶ丘)の敷地内に建立した。

 平塚農商高校は、旧平塚農業高校・商業高校を再編統合し、農業学科と商業学科を併設する専門学科校として誕生した。これに伴い、平塚農業高校同窓会は3月31日をもって解散した。

 同窓会では再編統合が決まった2年ほど前から「『平農』の名を後世に残そう」と記念碑の制作に着手。卒業生から寄付を募るなど準備を進めながら、平塚農業高校が歩んだ133年の歴史をまとめた記念誌の制作も進めていった。

 黒御影石で造られた記念碑は、高さ1・8m、幅は2mあり、威風堂々とした姿が印象的。3月末には除幕式も予定していたが、新型コロナウイルスの影響で中止に。

 陶山会長は「『平農ここにあり』を後世に伝えることは、1万8千人におよぶ卒業生の願い。多くの方に記念碑を見ていただきたい」と話した。

 完成した記念誌「我等が母校〜創立133年の歩み」は写真や卒業生の寄稿で過去の歴史を振り返る全116頁。関係者に配布する予定だ。

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