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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2020.06.18

平塚警察署
「見える化」で犯罪抑止
サイクルポリス 巡回強化

  • 一列に並び出発の準備をする10人の警察官

 スポーツタイプの自転車に乗って地域をくまなくパトロールする、平塚警察署(春田政之署長)の部隊「サイクルポリス」の出発式が8日、平塚署で開かれた。

 県警本部が定める8日〜7月7日の街頭活動強化月間に合わせて行われた出発式では、春田署長がサイクルポリス10人を前に訓示した。

 署長は平塚の平坦な土地柄にふれ「二輪車の利用者が多い地域のため、安全運転の励行や盗難への警戒を呼びかけてほしい。また、市民へこまめに声かけし、特殊詐欺への注意も促してほしい」と伝えた。

 式典の後、署員らは自転車に乗り平塚署を出発。駅周辺を中心に10人が分散し、パトロールを実施した。この日は快晴で蒸し暑い陽気となったこともあり、署員らは額の汗をぬぐいながら職務を遂行していた。

 サイクルポリスは、平塚独自の部隊として2014年に発足。商店街の路地裏や狭い住宅街でも持ち前の機動力を発揮し、地域防犯や交通安全の啓発に貢献してきた。

 メンバーは署員の特性などを考慮して選抜され、現在、20〜30代の16人が活動している。サイクルポリスの隊長で直轄警察隊に勤務する橘将美さん(33)は「警察官の姿を見せることで犯罪抑止にもなる。しっかりパトロールをしていくので、街で見かけたらお気軽に声をかけてください」と話した。

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