市内飲食店で食べたサラダの中に、星やハートの形をしたきゅうりを発見した。思わずパシャリとカメラに収めてしまう可愛さだ。
気になり飲食店に聞くと市内の農家が作っているとのこと。早速その生産者を直撃した。
市内土屋の畑道をどんどん進んでいく。あたり一面広大な場所に行きついた。
待っていたのは「健農の端麗野菜」というブランド名で野菜を作る市内横内出身の柴原健さん(42)。大手自動車工場に勤めていたがリーマンショックで経済的に先が見えず、定年のない農業の道に進んだ。
10年前から野菜作りを始め、「飲食店で面白がられるようなニッチなものを作りたい」と形のあるきゅうりに挑戦したのは約4年前。きゅうりが受粉したころを見計らって、ハートや星の型をした箱をかぶせて形を整えていく。型の中が蒸れて腐ってしまうこともあったといい、試行錯誤して今年からやっと形になり始めた。
「身体にいいものを食べ続けてほしい」と話す柴原さんの野菜は無肥料無農薬。1年に約50種類以上の野菜を育て、主に飲食店へ卸している。
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