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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2020.09.03

Tシャツ姿ではしご酒を
苦境の飲食業活性へ一手

  • 完成したTシャツを手にする田中さん

 明石町にある角打ちの酒屋「田中屋酒店」の店主・田中秀康さん(55)が8月中旬、駅周辺の同業者らとオリジナルTシャツを作った。胸元には「NMBE」(のんべえ)、背中には「HRTK」(平塚)と市外局番の「0463」にくわえ、4店舗の名が書かれている。

 コロナ禍で窮状にあえぐ飲食業界を「少しでも活性化させたい」と田中さんが企画。気軽にはしご酒が楽しめる地理関係を考慮し、立ち飲み屋「きむら」(紅谷町)、居酒屋「番屋おいで」(明石町)、スナック「みけ」(同)に声をかけた。

 各店で予約販売が始まっており、田中屋酒店ではすでに50枚以上が売れた。購入者は常連がほとんどといい「それぞれのお店の常連さんが他店に足を運び、はしご酒を楽しんでいただくことで、店側にとって客足回復のきっかけになれば」と田中さん。

 Tシャツは1枚2500円。エンジ・ネイビー・オレンジ・グリーンの4色で、各店により異なる。田中さんは「Tシャツを買ってくださると各店主は助かります。また、こうした取り組みが地域に広がれば」と話している。

 問い合わせは田中屋酒店【電話】0463・21・1430。

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