環境保全活動を行うNPO法人暮らし・つながる森里川海(湘南いきもの楽校)は19日、「平塚新港海の生き物調べ」を午後から夜にかけて行った。小学生などの子どもと大人合わせて39人が参加した。
新港を歩き、どんな魚がいるのかを網ですくって調べたほか、暗くなるとライトで海を照らして夜の港に出てくる生き物を調査した。この取り組みに協力した市漁業協同組合は定置網漁業やどんな魚が捕れるかなど、平塚の漁業について説明した。
より魚が捕りやすい満潮の時間を狙って魚を捕獲した。サザナミフグやヨウジウオ、サバ、タチウオが確認でき、夜になるとゴンズイの群れやアンドンクラゲを見ることができたという。同会の臼井勝之理事長らはとれた魚を子どもたちに見せ、サバでも種類があることや魚の特徴を説明した。
例年の調査では藻の下に魚が隠れていることが多いが、今年は藻が少なかったため魚の種類も少なかったという。
今回参加した堺沢千代さん(8)は「魚を釣るのが好き。珍しい魚を釣りたい」と話した。臼井理事長は「平塚は自然がたくさんあるが触れ合っている子は意外と少ない。今回で海の生き物を知り、学びを深めてほしい」と話していた。
調査では参加者全員がライフジャケットを着用。毒を持つ魚のゴンズイやオコゼなどのリストを配布し、子どもたちに海に潜む危険を学んでもらいながら実施した。
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