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平塚・大磯・二宮・中井 文化

公開日:2020.10.08

秋キュウリ 色艶よく
猛暑乗り越え収穫期

  • およそ20cmのキュウリを収穫する尾崎さん

 県内トップの生産量を誇る地場産キュウリで、秋物の収穫が今月上旬から始まった。飯島でガラス温室栽培に取り組んでいる尾崎勉さん(68)は、8月に苗を植えた秋物キュウリの収穫に大忙し。現時点で1日あたり150kgの収穫量があり、10月末に迎えるピーク時には300〜400kgにもなるという。

 平塚市と伊勢原市、大磯町で収穫されるキュウリは、かながわブランドに登録されており、「しょうなんきゅうり」の品名で、県内市場に出荷されている。色艶の良さとみずみずしさが特徴でシャキシャキとした食感で人気だ。

 尾崎さんは今夏を「一時はどうなるかと思った」と振り返り、水やりの回数を増やしたり、日よけのカーテンを取り付けて猛暑を乗り切った。温室内には、収穫期を控えた黄色い花をつけたキュウリが実り、「例年並みの収穫量がありそう」と安堵の表情を浮かべていた。

 JA湘南では12月末までに、約400トンの秋物キュウリの出荷を見込んでいる。

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