作品を持つ緒方教諭
市内御殿の県立湘南養護学校（澤田裕校長）が昨年５月に創立40周年を迎えた。この節目を記念して１月30日（土）・31日（日）、ひらつか市民プラザ（紅谷町18の８）で作品展が開かれる。
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同校は１９８０年１月、平塚盲学校内で開校準備が始まり同年５月に開校。翌年７月に現在の校舎に移転した。90年の創立10周年を機に校歌が制定、92年にはプールが完成するなど現在の姿を徐々に整えていった。
今年度は小・中・高等部の12学年に、平塚・大磯・二宮などから知的障害のある１４０人の児童・生徒が学んでいる。
40周年記念作品展では、着色した食塩で描いた「塩絵」や粘土の花瓶、半立体的な「朝顔絵」など、生徒らが授業で手がけた個性あふれるおよそ３００点が並ぶ。高等部３年生の共同作品は、Ａ４サイズの紙に12人がそれぞれ貼り絵を施し、12枚をパズルのように合わせて見事な富士山を表現した＝写真。
同校の緒方水美教諭は「作品展を通じ多くの皆様に本校を知っていただき、児童生徒の豊かな地域生活につなげていきたい」と話している。
（問）同校【電話】０４６３・３４・７２４４
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