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公開日:2025.12.26

新年の準備ピーク迎える
大磯、二宮、平塚の神社で

  • 絵馬を破魔矢につける泊さん

  • しめ縄作りをする様子=提供写真

  • すす払いをする様子=提供写真

 2025年も残すところあと少し。六所神社(大磯町)、川勾神社(二宮町)、平塚八幡宮(平塚市)では、すす払いや破魔矢などの授与品の用意、しめ縄や茅の輪づくりなど、初詣に向けた準備がピークを迎えている。

六所神社

 六所神社(柳田崇道宮司)では12月6日、除災招福の破魔矢に来年の干支「午」の絵馬を取り付ける作業が行われた。

 12月初旬から少しずつ正月準備を進めるという同社。昨年の正月から巫女を務めているという泊(とまり)桜さん(16)は、小学4年生の頃から「国府祭」(5月)や「櫛魂まつり」(9月)などで披露されている「浦安の舞」を舞ってきた1人でもある。「縁のある六所神社で巫女ができてうれしい」と笑顔を見せる。

 昨年の正月は「御守りもたくさんの種類があり、参拝してくださった方に意味を聞かれても答えられないことがあった」と振り返り、「今年は緊張せずに、しっかり、明るく答えたい」と話していた。

 問い合わせは六所神社(大磯町国府本郷935)【電話】0463・71・3737。

川勾神社

 川勾神社(二見直樹宮司)でも年末年始に向けた準備が進んでいる。12月7日にすす払いが行われ、氏子総代など神社関係者が、長い竹笹の葉で拝殿の軒下のほこりを落とした。

 拝殿と御神木は全長10mのしめ縄に新調され、直径約2・5mの茅の輪づくりも行われた。同日、町内にある3神社の関係者ら20人ほどが、しめ縄づくりを行った。

 茅の輪には疫病を祓い除ける力があると伝えられており、8の字を書くように3回くぐると、心身が健やかに祓い清められるという。川勾神社では、茅の輪くぐりの神事である大祓が年2回、6月と12月に執り行われており、年越の大祓は12月21日(日)午前10時から催される。二見宮司は「新年良き一年をお祈りいたします。ぜひご参拝ください」と話した。

 問い合わせは川勾神社(二宮町山西2122)【電話】0463・71・0709。

平塚八幡宮

 平塚八幡宮(宅野順彦宮司)では12月13日、年末恒例のすす払いが行われ、総代役員や神職約30人が午前6時から本殿の大掃除に取り組んだ。

 これは、新年を迎える準備の第一歩として、本殿の煤や埃を祓い清める古式ゆかしい行事で、本格的に正月準備を開始する「正月事始め」の日に実施される。

 集まった関係者らは白衣・白袴・白足袋を着用し、笹の枝やほうきを使って汚れを払い、清らかな気を通していた。高い場所は柄の長い枝を使い、隅々まで作業を行った。宅野宮司は「今年一年を締めくくる意味もあると思います。改めて気持ちが引き締まる思いがしました」と話した。

 問い合わせは平塚八幡宮(平塚市浅間町1の6)【電話】0463・23・3315。

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