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平塚版 公開:2021年7月8日 エリアトップへ

スタジオクーカ 市美術館で初企画展 多様性伝える展示に

文化

公開:2021年7月8日

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作品を紹介する横溝さん。大型作品が並ぶ
作品を紹介する横溝さん。大型作品が並ぶ

 平塚市美術館で7月10日(土)〜9月12日(日)、市内の障がい福祉サービス事業所「スタジオ・クーカ」の企画展「開館30周年記念 studio COOCAのパッパラパラダイス2021 これがとってもとくいです」が開催される。同館では初開催。クーカ所属の横溝さやかさん(34)は、「見に来てくれた人にパワーをあげたい」と初日を待ち望む。

 スタジオ・クーカは、ハンディキャップのある人が得意なアート活動を仕事にする事業所。平塚4丁目の施設のほか、2015年には明石町にギャラリー・カフェを設立し、来場者との交流の場を作ることで社会との接点を生み出してきた。

新作の展示も

 17年には、2020東京大会に向けた障害者支援を呼びかける文科省の取り組みのロゴデザインに採用されるなど活躍する横溝さん。同展示で日本と世界の平和の願いを込めた新作「Peace of the world」を初公開する。地球をモチーフに、民族衣装をまとった子どもたちや各国固有の生き物が描かれた作品で、コロナの影響で在宅ワーク中に仕上げたという。

 その他、同展ではクーカ所属アーティスト全員の絵画や立体アートを展示。アトリエを再現したブースでは、個性豊かな創作風景も垣間見え、アートを通じて「多様性」を伝える。

 同展は昨年7月の開催を予定していたが、新型コロナで延期に。学芸員の江口恒明さんは「地元のアート施設の親しみある展示になっています。美術館30周年記念でもあり、来場した人にとにかく楽しい気持ちになってほしい」と話していた。

 (問)同館【電話】0463・35・2111。一般700円、高大生500円。
 

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